全国の生活保護


東京都荒川区の生活保護

生活保護とは、生活に困窮する人に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的とした制度です。


主要項目


東京都荒川区の概要

荒川区は、東京23区のなかでも北東部に位置する、人口およそ22万人の自治体です。隅田川に面して多くの工場が立地するほか、日暮里地区には繊維街が形成されています。都電荒川線が乗り入れる下町情緒あふれる町並みも人気です。


東京都荒川区の生活保護の手続

東京都荒川区で生活保護を受けたい場合には、荒川区福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


荒川区福祉事務所の地図

荒川区福祉事務所
〒116-8501 東京都荒川区荒川2-2-3
電話番号:03-3802-3111
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

東京都荒川区の生活保護の支給金額

東京都荒川区は「1級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、東京都荒川区61歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


[注意]
  • 以下の支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。
  • 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。

東京都荒川区在住 61歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:60~64歳 46,930円 ×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算1,160円
住宅扶助東京都1級地53,700円 [注意]
130,580円


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

1級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、1級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


医療扶助とマイナンバーカードの活用

生活保護の医療扶助については、これまで紙の医療券が発行されていましたが、令和6年3月以降、マイナンバーカードを利用したオンライン資格確認を導入することとされています。