全国の生活保護


愛知県知立市の生活保護

生活保護とは、病気やけがのために働けなくなるなどして生活に困窮した世帯に対し、日本国憲法第25条の理念に基づき、国が不足する生活費を支給ことによって、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立して生活することができるように支援するための制度です。


主要項目


愛知県知立市の概要

愛知県知立市は、愛知県の中央部にある人口およそ7万人の都市です。古くは東海道三社のひとつ知立神社が鎮座し、東海道の宿場町があることで栄えましたが、現代でも国道1号や国道23号知立バイパス、名鉄名古屋本線、名鉄三河線などの交通インフラが整備されていることから、政令指定都市である名古屋市のベッドタウンとなっています。知立神社の例祭には山車が登場し、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。


愛知県知立市の生活保護の手続

愛知県知立市で生活保護を受けたい場合には、知立市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


知立市福祉事務所の地図

知立市福祉事務所
〒472-8666 愛知県愛知県知立市広見3丁目1
電話番号:0566-95-0149
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

愛知県知立市の生活保護の支給金額

愛知県知立市は「2級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、愛知県知立市75歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


愛知県知立市在住 75歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:75歳以上 37,100円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助愛知県2級地37,000円 [注意]
102,890円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

2級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、2級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


生活保護受給中に得た収入について

生活保護受給中は、未成年者や世帯分離の人も含めて、世帯員全員の収入を福祉事務所に申告しなければならない義務があります。もしも申告しなかった場合には不正受給とみなされるおそれがありますが、逆に働いて得た収入を期限までに申告した場合には、交通費や社会保険料などの必要経費の控除のほか、基礎控除などの控除が受けられ、より世帯で自由に使えるお金が増える可能性があります。