全国の生活保護


神奈川県海老名市の生活保護

生活保護とは、その収入が国が定める最低生活費に満たない世帯に対して、不足する額を保護費として支給し、健康で文化的な最低限度の生活を保障するための制度です。


主要項目


神奈川県海老名市の概要

神奈川県海老名市は、神奈川県内の中央部にある人口およそ14万人の都市です。古代、相模国分寺が建立されたところであり、JR相模線・相鉄本線・小田急小田原線が乗り入れる海老名駅前の海老名中央公園には、かつての国分寺の七重塔をモチーフにしたモニュメントが建てられています。市内には東名高速道路・新東名高速道路・首都圏中央連絡自動車道の3つの高速道路が輻輳し、海老名ジャンクション・海老名南ジャンクションで合流しています。国内有数の規模をもつ東名高速道路の海老名サービスエリアがあることでも知られます。東京都心から50キロメートル圏にあるため、東京や横浜のベッドタウンとしても注目されます。


神奈川県海老名市の生活保護の手続

神奈川県海老名市で生活保護を受けたい場合には、海老名市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


海老名市福祉事務所の地図

海老名市福祉事務所
〒243-0492 神奈川県海老名市勝瀬175-1
電話番号:046-231-2111
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

神奈川県海老名市の生活保護の支給金額

神奈川県海老名市は「2級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、神奈川県海老名市48歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


[注意]
  • 以下の支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。
  • 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。

神奈川県海老名市在住 48歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:41~59歳 43,640円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助神奈川県2級地41,000円 [注意]
113,430円


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

2級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、2級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


生活保護と家屋の所有

生活保護はあらゆる能力や資産を活用してもなお生活に困窮する場合に認められるものであり、手持ちの資産があれば売却して生活費に充てるのが原則です。しかし、マイホームとして本人が実際に住んでいる家屋で資産価値が極端に高くないものや、同じ地域の低所得者層とのバランスを失わない範囲で自営業のために必要となる店舗などについては、引き続き所有することが認められています。