全国の生活保護



埼玉県深谷市の生活保護

生活保護とは、生活に困窮している人々に対して、憲法が定める健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立した生活ができるよう援助するための制度です。


主要項目


埼玉県深谷市の概要

埼玉県深谷市は、埼玉県北西部にある人口およそ14万人の都市です。室町時代に関東管領・上杉房顕が深谷城を築き、その城下町となったのがはじまりで、江戸時代初期に廃城となった後も、引き続き中山道の宿場町として栄えました。市内には第一国立銀行を創設するなど「日本資本主義の父」と呼ばれ、紙幣の肖像画にも登場することとなった渋沢栄一の資料を集めた渋沢栄一記念館や旧渋沢邸「中の家」があり、観光スポットになっています。また特産品の深谷ねぎが有名で、年間にわたって出荷されています。


埼玉県深谷市の生活保護の手続

埼玉県深谷市で生活保護を受けたい場合には、深谷市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


深谷市福祉事務所の地図

深谷市福祉事務所
〒366-8501 埼玉県深谷市仲町11番1
電話番号:048-571-1211
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。


埼玉県深谷市の生活保護の支給金額

埼玉県深谷市は「3級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、埼玉県深谷市42歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


[注意]
  • 以下の支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。
  • 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。

埼玉県深谷市在住 42歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:41~59歳 41,290円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助埼玉県3級地37,000円 [注意]
107,080円


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

3級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、3級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


生活保護の申請後に行われる調査

生活保護の申請をすると、保護の決定のためにさまざまな調査が行われます。これには生活状況を把握するための実地調査(家庭訪問)、預貯金や不動産等の資産調査、扶養義務者による扶養可否の調査、年金等の社会保障給付や就労収入等の調査、就労可能性の調査等が挙げられます。