全国の生活保護


石川県金沢市の生活保護

生活保護とは、その収入が国が定める最低生活費に満たない世帯に対して、不足する額を保護費として支給し、健康で文化的な最低限度の生活を保障するための制度です。


主要項目


石川県金沢市の概要

金沢市は、石川県の中央にある人口およそ45万人の都市です。石川県の県庁所在地であり、地方自治法の中核市に指定されています。降雨や積雪が多いものの、同時に犀川に代表される水資源も豊富で、市街地には無数の水路が巡っています。江戸時代には加賀藩前田家102万石の城下町として栄え、友禅染や金箔、九谷焼などの伝統工芸が残ります。JR北陸新幹線はじめ、IRいしかわ鉄道、北陸鉄道、北陸自動車道、のと里山海道などの交通インフラが整備され、金沢城や兼六園などの名所旧跡を訪れる観光客も多いのが特徴です。


石川県金沢市の生活保護の手続

石川県金沢市で生活保護を受けたい場合には、金沢市社会福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


金沢市社会福祉事務所の地図

金沢市社会福祉事務所
〒920-8577 石川県石川県金沢市広坂1丁目1番1号
電話番号:076-220-2292
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

石川県金沢市の生活保護の支給金額

石川県金沢市は「2級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、石川県金沢市75歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


[注意]
  • 以下の支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。
  • 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。

石川県金沢市在住 75歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:75歳以上 37,100円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助中核市(金沢市)33,000円 [注意]
98,890円


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

2級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、2級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


医療費が高額な場合に生活保護の対象となるか

生活保護は国の基準による最低生活費と収入とを比較して、収入のほうが少ない場合について、保護の対象とされるものです。したがって、毎月に支払う医療費が高すぎるなどの理由から、医療費だけに限って生活保護を受けるということはできません。ただし、このような場合には、高額療養費の支給や国民健康保険料の免除などの、生活保護制度以外の別の制度による救済措置があるのがふつうです。