全国の生活保護


奈良県橿原市の生活保護

生活保護とは、病気や事故などによって収入がなくなり、生活に困窮した場合に備えて、健康で文化的な最低限度の生活を保障するための制度をいいます。


主要項目


奈良県橿原市の概要

橿原市は、奈良県中部にある人口およそ12万人の都市です。神武天皇が橿原宮で即位したことから、明治時代には橿原神宮が造営されました。畝傍山、耳成山、香具山の大和三山を擁し、その内側からは白鳳文化を育んだ藤原宮跡が発掘されています。交通面では京奈和自動車道、JR桜井線、近鉄橿原線などが市内を走り、大阪や奈良のベッドタウンとしても人気があります。


奈良県橿原市の生活保護の手続

奈良県橿原市で生活保護を受けたい場合には、橿原市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


橿原市福祉事務所の地図

橿原市福祉事務所
〒634-0804 奈良県奈良県橿原市内膳町1-1-60(市役所分庁舎ミグランス)
電話番号:0744-22-4001
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

奈良県橿原市の生活保護の支給金額

奈良県橿原市は「2級地-2」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、奈良県橿原市45歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


[注意]
  • 以下の支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。
  • 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。

奈良県橿原市在住 45歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:41~59歳 41,760円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算910円
住宅扶助奈良県2級地36,000円 [注意]
107,460円


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

2級地-2の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、2級地-2の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


医療費が高額な場合に生活保護の対象となるか

生活保護は国の基準による最低生活費と収入とを比較して、収入のほうが少ない場合について、保護の対象とされるものです。したがって、毎月に支払う医療費が高すぎるなどの理由から、医療費だけに限って生活保護を受けるということはできません。ただし、このような場合には、高額療養費の支給や国民健康保険料の免除などの、生活保護制度以外の別の制度による救済措置があるのがふつうです。