全国の生活保護



山梨県甲府市の生活保護

生活保護とは、自分たちの能力や資産などを活用し、あらゆる手をつくしてもなお生活ができない場合に、憲法に定める最低限度の生活を保障するとともに、自立した生活が送れるように支援することを目的とした制度です。


主要項目


山梨県甲府市の概要

山梨県甲府市は、山梨県の中央にある人口およそ19万人の都市であり、山梨県の県庁所在地、地方自治法上の中核市でもあります。中世には甲斐武田氏の躑躅ヶ崎館があった場所であり、江戸時代には甲府城の城下町として栄えました。市内には武田神社、甲斐善光寺、湯村温泉、昇仙峡などの観光スポットも点在しています。また、甲府市は中央自動車道、JR身延線、中央本線などの交通インフラが充実しており、商業施設や工場などの集積がみられます。


山梨県甲府市の生活保護の手続

山梨県甲府市で生活保護を受けたい場合には、甲府市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


甲府市福祉事務所の地図

甲府市福祉事務所
〒400-8585 山梨県甲府市丸の内1-18-1
電話番号:055-237-1161
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。


山梨県甲府市の生活保護の支給金額

山梨県甲府市は「2級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、山梨県甲府市38歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


[注意]
  • 以下の支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。
  • 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。

山梨県甲府市在住 38歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:20~40歳 43,640円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助中核市(甲府市)29,000円 [注意]
101,430円


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

2級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、2級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


冬期加算地域区分について

生活扶助費については、冬場の暖房代や灯油代に充てるため、地域に応じて冬季加算を上乗せして支給されます。この場合の冬期加算地域区分は、全国をⅠ区からⅥ区までの地域に分けたものであり、北海道や青森県、秋田県といった豪雪地帯は特にⅠ区として区分され、他の地域よりも支給される金額が手厚く設定されています。