全国の生活保護


熊本県熊本市の生活保護

生活保護とは、生活に困窮する人に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的とした制度です。


主要項目


熊本県熊本市の概要

熊本市は、熊本県の県庁所在地であり、人口およそ74万人を擁する政令指定都市でもあります。地理的に九州地方のほぼ中央に当たることから、熊本国税局、九州総合通信局、九州農政局などの国の出先機関も多く集まっています。江戸時代に加藤清正が熊本城を築城すると城下町が整備され、明治時代には熊本鎮台、後に第6師団の司令部が置かれ、軍都として発展しました。現在では九州新幹線や九州自動車道、熊本港、熊本空港といった交通インフラの充実度や水資源の豊富さを背景として周辺地域に半導体工場が続々と進出してきたおり、熊本市でも工業団地を整備するなど誘致に努めています。また、市内には熊本城、水前寺成趣園などの観光名所も多くあります。


熊本県熊本市の生活保護の手続

熊本県熊本市で生活保護を受けたい場合には、福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


熊本市の福祉事務所の所在地と連絡先電話番号

名称所在地連絡先電話番号
熊本市中央福祉事務所熊本県熊本市中央区手取本町1-1096-328-2320
熊本市東福祉事務所熊本県熊本市東区東本町16-30096-367-9129
熊本市西福祉事務所熊本県熊本市西区小島2丁目7-1096-329-6839
熊本市南福祉事務所熊本県熊本市南区富合町清藤405-3096-357-4134
熊本市北福祉事務所熊本県熊本市北区植木町岩野238-1096-272-6910

※ 電話番号が代表番号の場合には、オペレーターに「生活保護担当」と告げてください。


熊本県熊本市の生活保護の支給金額

熊本県熊本市は「2級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、熊本県熊本市61歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


熊本県熊本市在住 61歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:60~64歳 43,640円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助政令指定都市(熊本市)31,100円 [注意]
103,530円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

2級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、2級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


生活保護と自動車の保有

生活保護を受けるに当たっては、自動車のような高価な財産を所有することは原則として認められていません。ただし、自動車による以外に通勤する方法が全くなかったり、通勤することがきわめて困難であって、社会的にも自動車の保有が適当と認められる場合は例外とされることがあります。たとえば障害者が自動車により通勤する場合などが該当します。