全国の生活保護


埼玉県幸手市の生活保護

生活保護とは、病気やけがのために働けなくなるなどして生活に困窮した世帯に対し、日本国憲法第25条の理念に基づき、国が不足する生活費を支給ことによって、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立して生活することができるように支援するための制度です。


主要項目


埼玉県幸手市の概要

埼玉県幸手市は、埼玉県東部にある人口およそ5万人の都市です。「坂東太郎」とも称される大河・利根川に近く、千葉県野田市や茨城県五霞町とも隣接しています。江戸時代には日光御成街道と奥州街道が交わる交通の要衝として幸手宿が栄えていました。市内には東武日光線が走るほか、首都圏中央連絡自動車道の幸手インターチェンジが開通したこともあって、幸手工業団地への物流企業の進出がみられます。市内の観光スポットとしては関東の桜の名所・権現堂堤などがあります。


埼玉県幸手市の生活保護の手続

埼玉県幸手市で生活保護を受けたい場合には、幸手市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


幸手市福祉事務所の地図

幸手市福祉事務所
〒340-0152 埼玉県幸手市大字天神島1030番地1
電話番号:0480-43-1111
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

埼玉県幸手市の生活保護の支給金額

埼玉県幸手市は「3級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、埼玉県幸手市66歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


[注意]
  • 以下の支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。
  • 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。

埼玉県幸手市在住 66歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:65~69歳 40,880円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助埼玉県3級地37,000円 [注意]
106,670円


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

3級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、3級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


福祉事務所のケースワーカーとは

福祉事務所には通常は地区ごとの割り振りでケースワーカーが置かれています。このケースワーカーは、家庭訪問などを通じて生活保護の受給者の相談に対応するとともに、自立した生活が送れるようにするための支援を行うことを役目としています。