全国の生活保護



東京都府中市の生活保護

生活保護とは、自分たちの能力や資産などを活用し、あらゆる手をつくしてもなお生活ができない場合に、憲法に定める最低限度の生活を保障するとともに、自立した生活が送れるように支援することを目的とした制度です。


主要項目


東京都府中市の概要

東京都府中市は、東京都の中央部にある人口およそ26万人の都市です。古代には武蔵国の国府が置かれており、総社としての大國魂神社は現在も残り、その例大祭「くらやみ祭」が東京都の無形民俗文化財に指定されています。江戸時代には甲州街道の宿場町として栄えました。京王電鉄京王線・競馬場線、JR南武線・武蔵野線、西武多摩川線、中央自動車道が市内を走り、東京近郊のベッドタウンとして人気があります。NEC府中事業場、東芝府中事業所、サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野などの大規模な工場もみられます。


東京都府中市の生活保護の手続

東京都府中市で生活保護を受けたい場合には、東京都府中市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


東京都府中市福祉事務所の地図

東京都府中市福祉事務所
〒183-8703 東京都府中市宮西町2-24
電話番号:042-364-4111
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。


東京都府中市の生活保護の支給金額

東京都府中市は「1級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、東京都府中市48歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


[注意]
  • 以下の支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。
  • 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。

東京都府中市在住 48歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:41~59歳 46,930円 ×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算1,520円
住宅扶助東京都1級地53,700円 [注意]
130,940円


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

1級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、1級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


保護申請時の調査について

生活保護の申請をした場合、担当のケースワーカーが家庭訪問をして生活の状況を調査するほか、資産や収入の状況についても関係先への調査が行われます。また、親や兄弟などの扶養義務者に対しても、援助できる可能性がないかどうかの調査が行われます。ただし、扶養義務者と長年にわたって音信不通の状態にある場合など、例外的に調査が行われない場合もあります。