全国の生活保護


三重県津市の生活保護

生活保護とは、生活に困窮している人に対して、その困窮の度合いに応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的とした制度です。


主要項目


三重県津市の概要

三重県津市は、三重県の中部にある県庁所在地で、国や県の施設をはじめ、企業の本社や工場などが多数集まっています。市内にはJR紀勢本線や近鉄名古屋線などの複数の鉄道路線と、伊勢自動車道や中勢バイパスが通っていることから、多方面へのアクセスが容易であり、人口規模はおよそ27万人を数えます。かつて安濃津と呼ばれたこの場所は、築城名手の藤堂高虎が古い城郭を大改修するとともに、城下町を整備したことにより発展し、江戸時代を通じて、お伊勢参りの人々に休息をもたらす宿場町としても栄えました。市内には津城跡のほか、国宝に指定された本山専修寺、日本三大観音のひとつ津観音、伊勢国司の名門北畠氏の本拠地があった霧山城跡などの観光名所が存在します。


三重県津市の生活保護の手続

三重県津市で生活保護を受けたい場合には、津市社会福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


津市社会福祉事務所の地図

津市社会福祉事務所
〒514-8611 三重県三重県津市西丸之内23-1
電話番号:059-229-3541
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

三重県津市の生活保護の支給金額

三重県津市は「2級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、三重県津市45歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


[注意]
  • 以下の支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。
  • 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。

三重県津市在住 45歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:41~59歳 43,640円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助三重県2級地35,200円 [注意]
107,630円


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

2級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、2級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


生活保護申請から受給できるかどうかがわかるまでの日数

生活保護の申請をしてから受給できるかどうかがわかるまでの日数は、原則として14日以内とされています。管轄の福祉事務所ではこの期間内ら生活状況や資産状況の調査を実施し、生活保護の支給または不支給を決定します。ただし、調査に時間が必要などの特別な理由がある場合には、最長で30日以内まで延長されることがあります。